「ミンナDEカオウヤ」プロジェクトは、被災エリアの授産品を全国・都市部で販売して、被災した障害者福祉施設の経営・障害者の収入を支える「参加型」プロジェクト(=経済活動支援)です。
「ミンナDEカオウヤ」プロジェクト 趣意文
"障害者福祉事業所を起点とした復興"
東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私たちは、障害のある方々、またそれを支える親族・支援者を支える仕事をしています。このような未曾有の状況になった今こそ、現地のニーズを良く聴きながら皆様を支えたいと考えています。
被災地では、地域によって、また時期によって困りごとが異なります。全てに対して一気に解決はできないのですが、着実にひとつずつニーズにお応えして行きたい、と思います。
「授産品の市場が流されてしまった…」 「仕事が流されてしまった… 」
津波被害は多くのものを飲み込んで行きました。障害者福祉分野においても同様、多くのものが流されてしまいました。
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授産品の市場が流れてしまった…:商品作りはできるが、販路が流されてしまった
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仕事が流れてしまった…:日中の活動拠点や仕入先が流され、仕事ができなくなってしまった
そこで、「ミンナDEカオウヤ」プロジェクトでは、
1.市場を創る:市場が流された被災地の障害者福祉施設の授産品を都市部で販売する
2.仕事を創る:1の活動に伴い発生する、現地での状況確認・授産品等商品回収等の新たな仕事を、拠点が流れた施設等に実施してもらう
ことを活動の第一義とし、この活動・ネットワークが活用できるのであれば、
3.近隣の方々やご本人・支援者の親族の方々のニーズにも広く対応して行く
被災地支援活動を行います。
「ミンナDEカオウヤ」プロジェクト参加者一同
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