事例:④商品開発​

基礎情報

就労継続支援B型事業所(社会福祉法人:広島県)​
利用者:20名​
主な作業:請負、雑貨製作、コーヒー豆販売

問題・ニーズ

請負を中心に作業をされていましたが、業務の安定化と、仕事が社会に繋がっていることがイメージしやすいコーヒー豆販売に注力しようと考えました。​
コーヒー豆は珍しいものが仕入れできており、味もあっさりしていたため、一定以上の成果が望まれましたが、商品のパッケージや商品×販路のイメージはまだ構築されていませんでした。​

理想と課題解決の方向性

理想は、現在、知っている職員・ご家族様中心の販売から、一般消費者に広く伝わり、結果、1つの事業の柱として成立するまで成長してほしいと考えました。​
よって、これを目指すために「戦略:④商品開発」を選択しました。​

実施内容

損益分岐点の算出​
事業の柱となるために、また、理想の工賃を支払うためには、どの程度の売上規模になればいいのかを、BEP(損益分岐点売上高)から逆算して、数値目標を設定しました。​

マーケティング戦略・戦術の設定​
その上で、この商品は、どのような特徴を持つのか?(USPの整理)、そして、その商品を望む人はどのような方々か?(戦略(STP)設定)、その方々に具体的にどう届けるのか?(戦術(4P:Product、Price、Place、Promotion)を設計しました。​

マーケティング戦術の実行
価格を設定するにあたっての価格調査(PSM調査)を実施して価格決定、空気が抜ける包装紙を採用、​パッケージデザインを開発する等、各種マーケティング戦術を試行錯誤で進めていきました。​

成果

売上高1万円→5万円/月に拡大​
元々は、いわゆる身内販売のみでしたが、まずはここが確実に伸びました。​
さらに店頭で販売してくれる協力店が増えました。​
結果、売り上げはコロナ禍にあっても上昇の一歩を辿り、5倍になりました。​
今後は巣篭もり需要に対応できる大量パック、和菓子系とのセット販売(コラボ)等、消費者ニーズにあわせた商品開発を継続する予定です。​