事例:⑤販路開拓(自主)​

基礎情報

就労継続支援B型事業所(社会福祉法人:三重県)​
利用者:20名​
主な作業:クッキー・製菓製造販売

問題・ニーズ

昨年度に自社店舗を構え、店販に注力していこうと動いていましたが、コロナ禍の影響を受け、店舗への来客も、イベント販売も激減しました。​
緊急事態宣言が解除されてすぐに営業に取り組み、店販・店販以外の販売先の確保のために、色々動きながら模索を続けました。

理想と課題解決の方向性

理想は、コロナ禍にあっても昨対比で売上増を達成することです。​
よって、これを目指すために「戦略:⑤販路開拓(自主)」を選択しました。​

実施内容

営業活動​​
過去の販売先等に連絡して訪問、その訪問先から紹介頂いて訪問、という形で、次々と訪問させて頂いては、その販売先のニーズにあった提案を繰り返し実施しました。​

季節毎催事の獲得​​
そのような活動の中、3か月に1回の訪問で、季節の新商品提案をあわせた販売会であれば、1つ営業を取るだけで4回販売の機会が得られる法則性を見つけ、このパターンを好まれる顧客を意識して提案を寄せていきました。​

成果

コロナ禍にも関わらず過去最高売上を実現
緊急事態宣言の時期(~5月)までは、昨対比△25%と厳しい結果が続きました。​
しかしながら、そこから巻き返しを図り、出張販売先16ヶ所、注文販売先20ヶ所、委託販売先3か所を獲得することができました。​
結果、12月の売上は過去最高(33.7%アップ)となり、利用者へのボーナス支給によって、平均工賃も3万円を大幅に超える予定となっています。​

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