基礎情報
就労継続支援B型事業所(社会福祉法人:北海道)
利用者:20名 ※生活介護と多機能
主な作業:レストラン、農業、コミュニティカフェ、請負 等
問題・ニーズ
施設外就労先である北海道医療大学から相談を受け、大学リニューアルに伴い、カフェコーナーを作りたいという要望がありました。
コミュニティカフェは運営していたものの、早いスピードでクオリティの高い商材を取り扱う所までは至っておらず、具体策を検討していました。
理想と課題解決の方向性
理想は、大学内でカフェを運営しながら、あわせて障害のある方の働く姿を見せることです。
よって、これを目指すために「戦略:⑥新規事業(自主)」を選択しました。
実施内容
東京のカフェとのコラボ
東京渋谷で4店舗ドミナント展開しているラテ・アートに強い企業と連携し、店舗コンセプトから商品・価格設計まで一緒に作り込みました。
アートが得意な方にラテ・アートを担当してもらい、かつ、店舗オペレーションも大学内のカフェのスピードに合わせられるように、工程に工夫を凝らしました。
成果
最低賃金支払い可能な水準での運営
学生・先生・事務職スタッフに人気のカフェとなりました。
スペースに限りもあるため、利用者は3名程度までの就労場所となりますが、売上・利益額ともしっかり確保できており、最低賃金支払い可能な水準で運営されています。
障害者雇用へ
学生が本当に普通にやりとりしている自然な形になっています。
障害のある方の働く姿を見て、大学での障害者雇用として、採用される等、さらなる発展をみせています。